イット! しらべてみたら
まずは大田区の中村屋へ。お昼時は満席状態。切り盛りするのは3代目店主・成行さんと妻・愛也子さん。自慢は自家製そばで、この時期はわかめせいろそばなどの冷やしメニューが人気。出前でも多くの注文が入っていた。この日は成行さんが雨の中冷したぬきそばを宗福寺の僧侶たちに届けていた。僧侶たちは「美味しくて早い」「お店の方が持ってくるのは、下町ならではの雰囲気を味わえる」などと話していた。昼時には出前の電話が続く。科学研究所からカツライスと冷やしきつねそばなど5品の注文が入り、成行さんが休憩スペースの一角に運んでいた。ここは中村屋専用の出前スペースなのだ。成行さんは代金を受け取らず店に戻っていて、ここではツケ払いなのだそう。科学研究所は月末に一括払いをしているという。成行さんはツケ払いについて「俺の中では当たり前」と話す。長年のつながりが出前を続ける大きな理由なのだそう。この日も60年くらいの付き合いだという近所の常連から天丼セットの出前注文が入ると、成行さんが運んでいた。中村屋ではどこでも作りたてを出前している。常連は「出前してもらえるのはありがたい」と話していた。
