Nスタ (ニュース)
トランプ大統領は関税政策めぐり、協議には応じる構え。関税措置に対抗するものの、話し合いの継続を望むイギリス。ジャガー・ランドローバーはアメリカからの25%自動車関税措置を受け、イギリスで生産した車のアメリカへの輸出の1か月間停止を発表。ジャガー・ランドローバーは年間販売台数40万台のうち4分の1をアメリカへ輸出。 今回の関税措置により、イギリスの自動車業界では2万5000人が失業の危機に。トランプ政権とは協議を続けるとスターマー首相は話した。一方でEUは、フォンデアライエン委員長が「工業製品について相互関税ゼロにすることを提案した」と明らかにした。日本では、青森の宮下知事が「トランプ関税は世界経済への自爆テロだ」などと話した。青森からアメリカへの輸出額の13%を占めるのがホタテ。これまでホタテには関税がかけられていなかった。北海道の丸ウロコ三和水産は、以前は加工したホタテ3000トンを中国に輸出していたが、おととし中国が日本の海産物の輸入を停止したことからアメリカへも販路拡大。現在のアメリカ輸出分は2000トンもあり、関税の影響は免れないという。