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インフルエンザの感染が今年すごく多く、早い時期から始まっている。ワクチン接種が間に合わなかったことも1つの要因だという。ワクチンの効果は接種後1~2週間かかる。感染拡大の要因に変異株サブクレードKがある。インフルエンザA型でイギリス・カナダなどで先に流行があり、これが日本でも広がっているという。主な症状は、高熱・筋肉痛・全身倦怠感。イギリスでは9割くらい置き換わっているという。インフルエンザは毎年のように変異しているが、今回のサブクレードKは変異数く感染拡大したという。ワクチンの効果はあることが分かっている。重症化予防効果が2~17歳は70~75%、成人だと30~40%となっている。ワクチン接種率は2023~24年は約37.4%。インフルエンザに罹ったあとでもワクチン接種はオススメだという。年明けにはB型が流行ってくるという。20分に1回水を飲むと感染しにくくなるという話があるが、ウイルスは体に入って20分くらいで体内に入ってくると言われているので、20分1に1回うがいをしたら効果があるとも言われているが確実に大丈夫とは言えないという。異常行動について、確率としては多くなく0.0何%くらいだが、外来をやってるとよく聞くという。報告しないで実は異常行動が見られたという子はもう少しいる可能性はあるという。データが出て治療薬は関係なく、異常行動の理由はあくまでもインフルエンザウイルスそのもの、高熱による影響ということがわかっている。治療薬を使うとそのリスクが下がることもわかっている。同じ型に2回かかる可能性は低いが、かかる可能性もあるという。弘前大学などのグループが20歳以上1000人のデータをAIで解析したところ、インフルエンザにかかりやすい5つのタイプがあることが判明。「花粉症などのアレルギー」「栄養不足」「睡眠不足」「高血糖」「過去に肺炎」だとインフルエンザに感染しやすい。高血糖は感染症全般に言えるが、重症化リスクがあるという。「睡眠不足」「高血糖」「過去に肺炎」の3つが重なると発症リスクが3.6倍という結果が出ている。
