ウクライナ・中東の陰で 深刻化するスーダン危機

2024年11月28日放送 23:30 - 23:39 NHK総合
時論公論 (時論公論)

スーダン危機について、二村委員が解説。スーダンでは国軍と準軍事組織の即応支援部隊が衝突していて、約1180万人が避難民となっている。スーダンでは、約2560万人が食糧危機となっていて、5歳未満の子ども400万人が急性栄養不良となっている。ロシアやUAEは即応支援部隊を支援していて、エジプトやイランは国軍を支援している。ユニセフなどの国際機関は、資金が不足している。スーダンでは内戦が長引き、イスラム主義勢力が台頭したことで、テロの温床となる懸念が高まっている。WFPは、スーダンの飢饉が全土に広がらないように食料を届けるルートが必要だと訴えている。フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官が、スーダンでは世界最大の人道危機が起きていると述べた。日本はJICAを通じ、スーダンへの支援を行っている。


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