列島ニュース (松山局 昼のニュース)
四国遍路の世界遺産の登録に向けて機運を盛り上げようと、四国の4つの県のコーヒー卸売会社が協力して、遍路をイメージしたオリジナルコーヒーのドリップバッグを開発。きのう、松山市の卸売会社の3人が愛媛県・濱里副知事を表敬訪問し、土居由美社長が「お遍路好きが高じて販売が実現した。世界遺産登録の一助になればと思う」とあいさつした。コーヒーは4つの会社で味が異なるそれぞれのオリジナルブレンドで、愛媛県のコーヒーは香り高くほのかな甘みが特徴のほか、香川県は滑らかでコクがある味わいだという。また、ドリップバッグの袋のデザインも異なっていて、徳島の会社のものは鳴門市の一番札所・霊山寺にちなんで「はじまり行動の時」と記されている。売り上げの一部は四国遍路を世界遺産に登録しようと活動する協議会に寄付されるという。