報道ステーション (ニュース)
巨人からFAでメジャーリーグへの移籍を目指していた菅野智之がオリオールズと契約合意に至ったと球団が明らかにした。契約は1年で約20億円。本拠地はボルティモア、ワシントンの北東に位置する港町。米国国歌が生まれた歴史ある町。野球の神様、ベーブルースが生まれたのもこの町。生誕の地はベーブルース博物館となっている。1984年、オリオールズは日米野球で巨人と対戦。過去には上原浩治、和田毅、藤浪晋太郎が在籍。チームを引っ張るのは今シーズン37本塁打のヘンダーソン、ラッチマン、投手陣はエース、バーンズがFA。米国メディア・スポーツイラストレイテッド(電子版)は「菅野がバーンズの代わりになる可能性も」と伝えた。
菅野は2年連続で沢村賞を受賞。2020年のオフ、ポスティングでのメジャー挑戦を発表したがコロナ禍の影響もあり交渉を断念。菅野は「野球人としてメジャーを経験してみたい」と語っていた。3年間思うような結果を残せず。今シーズンは15勝を挙げ最多勝を獲得、4年ぶりのMVPに。復活の理由を本人に聞くと、YouTubeでフォークの握りや投げ方を研究したそう。