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セブン＆アイホールディングスは経営資源を主力のコンビニ事業に集中させるため、グループの再編計画を発表した。それによると、スーパーや専門店などの事業を束ねる中間持ち株会社「ヨークホールディングス」をきょう設立する。コンビニ以外の事業を分離して、中間持ち株会社の傘下に置く計画で、外部のパートナーとなる企業を選定して、株式を一部売却することを検討している。パートナーとなる企業の協力も得ながら、赤字が続くスーパー事業の立て直しを進めるとともに、経営資源を主力のコンビニ事業に集中させ、経営の効率化を進めて、企業価値を高めるねらい。また、グループの再編に伴って、会社の名前を「セブン−イレブンコーポレーション」に変更する方針も明らかにした。セブン＆アイを巡っては、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォンクシュタール」から新たに7兆円規模の買収提案を受けたことが明らかになっている。これについて、セブン＆アイホールディングス・井阪隆一社長は「企業価値を高めるための提案については、真摯に聞いて対応する」と述べ、社外の取締役からなる特別委員会で議論していく考えを示した。