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大学駅伝シーズンの開幕を告げる出雲駅伝。お正月の箱根駅伝に比べ区間が少なく距離が短いためスピードレースが注目される中、今年はトップが目まぐるしく入れ替わるデッドヒートとなった。1区は今年の箱根駅伝を制した青山学院大学がトップで通過。それでも2区では創価大学・吉田響（4年）が9人抜きの快走を見せ、10位から一気にトップに立つ。しかし、3区で創価大学は4位になり、その後は区間毎にトップが入れ替わる激しいレース展開が続く。そして、勝負の行方は6区のアンカー対決となった。国学院大学のアンカー・平林清澄（4年）と駒沢大学のアンカー・篠原倖太朗（4年）が互いに譲らず、並走が続く。残りおよそ5km地点で平林清澄が徐々に引き離し、最後は40秒差をつけてフィニッシュ。国学院大学が5年ぶり2度目の優勝を果たした。そして、今週土曜日には箱根駅伝予選会が行われる。