首都圏情報 ネタドリ! コメ価格は安定するのか~“増産”を阻む壁~
栃木県ではことし5月から「所有者不明農地」の問題解決に向けて司法書士が農家をサポートする栃木県司法書士会と県農業会議が行われている。ここからは日本総合研究所の三輪泰史さんと伝えていく。「所有者不明農地」は全農地の約2割とされているがなぜこうした事態になっているのか。農家の方が高齢化している中でその農地をバトンとして次の世代に渡していくというタイミングであり、所有者がわからない農地が虫食い状態になっているとのこと。また使っていない農地については自治体がもう少し自由に裁量を持ち、区画整備などをやってもよく使っていない農地の課税を強めたりするのも必要だという。「あなたも所有者かも?」についてはポイントは3つあり、「2024年 相続登記 義務化」「10万円以下の過料も」「相談は最寄りの自治体や司法書士に」とのことだった。また高騰続くコメ価格について安定化の道筋も話していった。もう一つ大きな課題となっているのが日本の農地の4割を占める中山間地だという。
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