奇跡体験!アンビリバボー (明日は我が身?身近な事件簿SP)
約20年前に起きたいじめ疑惑事件を紹介する。ある日山崎さん宅に息子がいじめをしているという電話があり、その後も山崎家には連日のように連絡がかかってきた。また息子が他校の生徒から罵声を浴びせられることがあったという。山崎家ではできるだけ電話のコードを外して生活するようになった。母はストレスで円形脱毛症になってしまった。さらに学校味の電話が殺到した。その上、壁に息子が所属するバレー部への抗議の言葉が書かれていた。またマスコミが学校に押し寄せてしまうこともあった。ついには、不審火も起こった。その発端は数週間前に遡る。木下さおりによると息子がバレー部でのいじめを苦にして自ら命を断ったという。息子の死からほどなく、彼女は損害賠償を求める訴訟を起こした。さらに校長を殺人罪で刑事告訴した。これをきっかけに非難が殺到していた。さおりの証言によるといじめは5月の初め頃に始まったという。そのいじめの中心となったのは山崎くんだったという。隆くんはその後うつ病となってしまった。隆jくんが亡くなる3日前に校長らが説得師に来たという。その4日後に隆くんは命を絶った。校長はすぐに会見をした。いじめがあったことが否定した。その後も苦情は殺到した。しかしさおりの証言のほとんどが身に覚えがないことだった。
隆くんが最初に家出をした理由ぬついて声をマネされたことが原因だとしていたが一方で担任はさおりが隆がお金を取ったことで怒ったなどと聞いていた。モノマネの件は思い当たる行為は一度しかなかったという。ハンガーでの暴行については山崎くんが指導として1年生の頭を軽く1回ずつ叩いただけだったという。校長らが隆くん宅にやってきた時、教育委員会関係者なども同席していてそれは録音されていた。双方の意見は食い違った。裁判は不起訴となった。判決は山崎くんに1万円の支払いが命じられたが。いじめとは認定されず校長への賠償請求も認められなかった。裁判では隆くんの自殺は母親の衝動的な言動ではないかと思われた。