コンテナ全部開けちゃいました! 2026 横浜港編
チリ・サンアントニオ港から来たコンテナもリーファーコンテナ。中身は長ネギの種だった。36億本分の長ネギになるという。種はその後栽培検定を経て全国の園芸店に届けられる。横浜港と植物貿易のつながりは古く、明治23年に日本初の植物貿易商社が横浜に誕生し、大正3年に日本初の植物検査所が横浜港に開設された。野菜の種の港別輸入金額も横浜港が約69億円で1位。またチリは横浜港に輸入される種の3分の1を占めている。チリでは日本から送られた長ネギの種を栽培し、種の量を増やして日本に戻す長ネギ畑がある。その理由は日本は種を生産するにはあまり条件が良くなく、チリは野菜の種作りに最適な場所だから。こうした海外での種作りが広がりはじめたのが1960年代後半で、それまで日本では野菜の種の多くは農家の畑で採られていた。ところが高度経済成長期に野菜の種を種苗会社が供給するようになり、海外での生産が広がっていった。
