TBS NEWS (ニュース)
アメリカ・アラスカ州からフライトで1時間半ほどの場所に北極圏の野生生物保護区が広がっているが、この場所がトランプ政権誕生後注目の的となっている。この場所には石油や天然ガスが豊富に埋蔵されているとみられているが、バイデン政権下では掘削が禁止されていた。トランプ大統領はこの規制を就任初日に撤回し、開発を全面的に推進する大統領令に署名した。主にアラスカ先住民が暮らすカクトビック村の村長はこの決定を歓迎していて、開発を通じて住民の生活が改善することを期待しているとのこと。またトランプ大統領はアラスカの石油や天然ガスを日本などアジア各国に輸出する考えを示しているため、日本としても他人事ではない。アラスカの石油とガスの業界団体からも日本へのLNG輸出に期待する声があがっている。