ワールドビジネスサテライト (ニュース)
米国第一主義を掲げるドナルドトランプ氏が第47代米国大統領に就任した。トランプ大統領は初日にすぐさま40本以上に及ぶ大統領令などに署名した。その上で、カナダとメキシコに対し来月から25%の関税を課す考えを明らかにした。トランプ氏は演説でバイデン前政権の脱炭素政策やEV普及策の撤回を明言した。ホワイトハウスではなく支持者の前で署名する極めて異例な形で大統領令を発したトランプ氏は署名をし終えるとペンを次々と投げ込むパフォーマンスで支持者らは大歓声を上げた。その後、ホワイトハウスでも山積みの大統領令などに次々と署名した。就任初日だけで地球温暖化対策の国際的な枠組みパリ協定から再び離脱することやWHO(世界保健機関)からの脱退など40本以上に署名し、バイデン政権からの大転換を強く印象付けた。