トランプ時代への警鐘 トランプ時代への警鐘
歴史家のユヴァル・ノア・ハラリに単独インタビュー。ハラリが、世界最強の国であるアメリカがリーダーとして人類を一つにまとめるようにするべきだが、トランプ政権は逆のことをしていると語った。トランプ大統領が相互関税を発表し、世界同時株安となった。ハラリが、トランプ大統領のような政治家は自国の利益だけを考えていると批判した。
1920年代のアメリカは経済的に繁栄したが世界的な恐慌となり、当時の大統領が高関税政策のスムート・ホーリー法を実行したが、各国から報復措置を受けて世界経済が縮小した。ユヴァル・ノア・ハラリが、貿易戦争は国家間の関係を悪化させて最終的に戦争につながる可能性があると語った。
ユヴァル・ノア・ハラリが、ロシアは2014年からウクライナに侵攻していて、2022年まで断続的に戦闘が続いてきたが、休戦協定はすべてロシアによって破棄されてきたと語った。ハラリが、トランプ大統領がウクライナに戦争の責任を負わせたのは理解できないと語った。
世界中で、自国第一主義の政治家が増えている。ユヴァル・ノア・ハラリは著書「NEXUS 情報の人類史 」で、自国第一主義の政治家が人々の支持を集める理由を解説している。ドイツでは17世紀に、魔女狩りで千人以上が処刑された。魔女への鉄槌は、悪魔による世界規模の陰謀が書かれている。
3月、ユヴァル・ノア・ハラリが来日して公演した。ハラリが、言論の中は保護されるべき非常に重要な人権だと語った。ハラリが、AIの進歩の脅威について語った。トランプ大統領は、AI開発規制を緩和している。ハラリが、少数の国がAI技術を独占すれば地球全体を支配できると語った。ハラリが、人間同士の信頼について語った。