モーサテ (ニュース)
G20(G20財務相・総裁会議)は先ほど閉幕した。会議に参加したIMF(国際通貨基金)のゲオルギエワ専務理事は「主要国間で貿易政策の合意不可欠。不確実性による損失大きい」と訴えた。G20の開催とほぼ同じタイミングでトランプ政権が対中関税を引き下げる見通しを示すなど、強硬姿勢が柔らいだようにみえるが、リスクは引き続き残るということで、参加各国から懸念の声が聞かれた。一方、G20と並行で注目の日米財務省会談が開かれた。詳しい内容はまだ入っていないが、焦点は為替について具体的な水準に関する言及はあったのかなかったのか。マーケットでは、為替についてアメリカ側から具体的な議論はないのではという観測が広がっている。加藤財務大臣と日銀の植田総裁の共同記者会見がまもなく始まる。後ほど詳しくお伝えする。