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京都市はきょう現在上限1泊1000円の宿泊税について泊まる金額に応じて最大1万円に引き上げる方針を示した。平日でも外国人観光客で席が埋まるという焼き肉店「焼肉弥栄」で話を聞くとインバウンド需要で潤う一方でゴミを置いていかれたり、夜は特に勝手にトイレだけ使われることもあるという。こうした観光客の増加に伴う観光公害オーバーツーリズムが市民生活にさまざまな影響を及ぼしている。その打開策となるのか京都市長が打ち出したのがホテルや旅館などの宿泊者に課される宿泊税。これを来年3月から最大で1人1泊1万円まで引き上げるという。現在、京都市は宿泊料金に応じて1人1泊当たり200円から1000円の3つの区分で宿泊税を徴収している。これを5つに分け宿泊料金が10万円以上の場合これまでの10倍となる1万円にまで引き上げるという。新しい宿泊税が適用されれば見込まれる市の税収はこれまでの2倍以上のおよそ130億円に。市長は市民生活に還元したい考えを示した。今後、更に観光客が増えそうな動きが中国で始まっていた。中国では今月28日から旧正月春節に伴う8連休が始まるが、きょうから連休を挟んだ40日間は春運と呼ばれこの期間に地域をまたいで移動する人は延べ90億人と過去最多になる見通し。中国の大手旅行会社によると外国の旅行先では日本が最も人気だという。宿泊税に言及。