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ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった大阪大学の坂口志文特任教授。研究は、妻で大阪大学招聘教員の教子さんとの二人三脚で行われてきたという。教子さんは80年代から坂口教授ととともに研究活動を共にし、制御性T細胞の多くの論文でも共著者になっている。元々は皮膚科医だった教子さんだがいつの間にか科学者になっていたという。坂口教授が発見した制御性T細胞は、免疫反応の暴走を抑える細胞で、それを増やしたり減らしたりすることががんや糖尿病などの治療につながる可能性がある。教子さんは、困ったなと思ったことが実は何回もあるが、何とか2人で考えれば何とかなると話した。