2025年10月7日放送 19:00 - 19:30 NHK総合

NHKニュース7

出演者
糸井羊司 副島萌生 晴山紋音 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
自民高市総裁 公明斉藤代表 連立継続めぐり 両党で協議続けることに

高市総裁の就任を受け、トランプ大統領は「非常に尊敬され深い知恵と強さを兼ね備えた人物だ」などとSNSに投稿。これに対し高市総裁は「日米同盟をよりいっそう強くより豊かにするためトランプ大統領と共に取り組んでいくことを楽しみにしている」などとXに投稿した。また高市総裁はきょう新執行部を発足させた。副総裁には決選投票で支持を受けた麻生氏を起用。一方で小泉農相・林官房長官を支持した議員は含まれていないとみられる。政調会長には総裁選で争った小林氏を起用。新執行部は会見で「国民の信頼に応えていきたい」などと語った。こうした人事に野党からは「解党的出直しになっていない」という声も。さらに高市総裁は公明・斉藤代表と会談。斉藤代表は連立政権の継続をめぐって、政治とカネの問題、歴史認識や靖国神社参拝の考え方、外国人との共生の問題など、懸念解消を重ねて求めた。これに対し高市総裁は自らの考えを説明し、歴史認識や靖国神社参拝の考え方・外国人との共生の問題についてはある程度認識を共有した。一方政治とカネの問題については、斉藤代表は「しっかり全容解明する姿勢が必要だ」などと指摘。両党は協議を継続する。こうした状況に国民民主党・玉木代表は「予断を持って申し上げることがこれまで以上に難しくなっている」などとコメント。立憲・野田代表は首相指名選挙について「公明党が自民党の人に名前を書かなかったら拮抗する」などとコメント。立憲は維新と幹事長らが会談。首相指名選挙をめぐり、安住幹事長が「野党で統一候補を作り一致した対応とりたい」と呼びかけた。またきょうは野党6党の国対委員長らも会談し、臨時国会を速やかに召集するよう政府・与党に求める方針を改めて確認した。このあと立憲・笠国対委員長が自民・梶山国対委員長に伝えた。

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Xドナルド・ジョン・トランプ中司宏公明党国民民主党安住淳小林鷹之小泉進次郎斉藤鉄夫日本維新の会有村治子林芳正梶山弘志玉木雄一郎立憲民主党笠浩史自由民主党西田実仁野田佳彦鈴木俊一靖国神社高市早苗麻生太郎
“不遇の時期”妻と乗り越え…

ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文さん。妻の教子さんとは40年二人三脚で研究に取り組んできたという。坂口さんは、過剰な免疫反応抑える「制御性T細胞」の発見など、免疫学での優れた業績が評価された。ただ研究を始めた当時はあまり注目されることはなかったそう。坂口さんは教子さんと共に1983年にアメリカ研究機関へ。4つの研究機関を数年ごとに渡り歩きながら研究を続けたが、論文を投稿しても10年余りなかなか採用されなかったという。制御性T細胞の存在を確かめたと発表したのは1995年。坂口さんと親交のある石井教授は「報われてよかった」と話した。制御性T細胞は現在治療への応用に向けた研究が進められている。坂口さんは「日本の科学に対する支援を期待したい」などともコメント。

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ストックホルム(スウェーデン)ノーベル生理学・医学賞京都大学医生物学研究所制御性T細胞吹田(大阪)坂口志文坂口教子大阪大学東北大学災害科学国際研究所河本宏
ガザ地区 戦闘開始から2年 イスラエル・ハマス協議始まる

ハマスの大規模な奇襲攻撃から始まったガザ地区の戦闘。ハマスは約1200人を殺害し、今も48人が人質として拘束されている。一方、ガザ地区の保険当局によるとこれまでに6万7000人以上が死亡し、この内2万人あまりが子どもとのこと。深刻な食料不足も続いている。現地メディアによると、停戦に向けた協議は6日エジプト東部で始まった。初日は、ハマスと仲介国のカタールやエジプトとの間で、前向きな雰囲気の中行われたと言い7日も続く予定だと報じている。トランプ大統領が示した和平に向けた計画の内、ハマスがすでに同意している人質の解放の具体的な進め方や、イスラエル軍の部分的撤退の範囲などが話し合われていると見られる。トランプ大統領は合意に強い期待を示した。しかし、今回のトランプ大統領の計画には、ハマスの武装解除も盛り込まれている。イスラエルに対する武装闘争を掲げるハマスとしては、存在意義にもかかわりこれまで立場を明らかにしていない。停戦協議が続く中ガザ地区ではイスラエル軍による攻撃が続いている。イスラエルメディアは、数日以内に進展がなければ協議を続けないという政府関係者の見解を伝えていて、ガザ地区での停戦や人質の解放などで早期に合意出来るかが争点となっている。

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アルジャジーライスラエルイスラエル国防軍ガザ地区(パレスチナ)ドナルド・ジョン・トランプハマース
大阪・関西万博 黒字の見通し

今月13日に閉幕する大阪・関西万博の運営費の収支について、博覧会協会は230億円~280億円ほどの黒字となる見通しを明らかにした。入場者の増加に加え、グッズの販売が当初の想定より好調だったことが主な要因とのこと。博覧会協会の十倉会長は、黒字分は万博のレガシーとして残るようなものに使われたらいいと思うと述べた。

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2025年日本国際博覧会2025年日本国際博覧会協会十倉雅和此花区(大阪)
えん罪被害者など”再審制度改正を”

えん罪の被害者や家族が、再審制度の改正に向けて集会を開催した。去年無罪が確定した袴田巌さんの姉・ひで子さんなどが、秋の臨時国会での法改正を訴えた。再審制度を巡っては、制度の不備がえん罪を晴らす妨げになっているとの指摘があり、法制審議会で見直しが議論されている一方、今年6月には野党6党が通常国会に改正案提出し継続審議となっている。

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袴田ひで子袴田巌
「白タク」防止 一斉交通取締り

外国人観光客を自家用車に有料で乗せる「白タク」行為を防ごうと、警視庁は銀座で一斉に交通取締りを行った。中国版のSNSを通じて観光客が運転手を募集していたケースなどが確認された一方、現金のやりとりを否定したり、友達の送迎だと答える人が多く、違法な営業だとその場で確認できたケースはなかった。警察は「正規のタクシーでないと事故の際に補償を受けられない可能性がある」と公共交通機関の利用を呼びかけた。

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白タク築地警察署警視庁銀座(東京)
SPORTS
ナ・リーグ地区シリーズ 大谷選手 佐々木投手の活躍で2連勝

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦でドジャースとフィリーズが対戦。7回で大谷が地区シリーズ初ヒットを打ち追加点。1点差となった9回のピンチに佐々木朗希が登板。2試合連続のセーブ。試合はドジャースは勝利。

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フィラデルフィア・フィリーズロサンゼルス・ドジャース佐々木朗希大谷翔平
鈴木 3ラン 今永 先発登板も

ナ・リーグ地区シリーズ第2戦でカブスとブルワーズが対戦。1回で鈴木誠也がポストシーズン2号スリーランを打ち先制。その後、勝ち越しを許していまい試合はブルワーズの勝利。

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シカゴ・カブスミルウォーキー・ブルワーズ今永昇太鈴木誠也
(ニュース)
ノーベル物理学賞 米の大学の研究者3人

ノーベル物理学賞にアメリカの大学で量子力学の研究にあたる3人の教授に決まったと発表。3人は粒子が障壁を通り抜ける「トンネル効果」について電子回路におって目で見えるスケールで実証。これは量子コンピューター基盤技術のひとつとなっている。

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ストックホルム(スウェーデン)トンネル効果ノーベル物理学賞
(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。北海道では大気が不安定になり山沿いでは雪の降るところもある。一方、伊豆諸島は台風と前線の影響で猛烈な風・大雨の恐れがある。あさっての伊豆諸島の最大瞬間風速は65メートルとなっており、あす日中までに暴風・停電対策などが必要。

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伊豆諸島北海道台風22号
(エンディング)
エンディングトーク

エンディングの挨拶。ノーベル賞について話した。

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