高市総裁の就任を受け、トランプ大統領は「非常に尊敬され深い知恵と強さを兼ね備えた人物だ」などとSNSに投稿。これに対し高市総裁は「日米同盟をよりいっそう強くより豊かにするためトランプ大統領と共に取り組んでいくことを楽しみにしている」などとXに投稿した。また高市総裁はきょう新執行部を発足させた。副総裁には決選投票で支持を受けた麻生氏を起用。一方で小泉農相・林官房長官を支持した議員は含まれていないとみられる。政調会長には総裁選で争った小林氏を起用。新執行部は会見で「国民の信頼に応えていきたい」などと語った。こうした人事に野党からは「解党的出直しになっていない」という声も。さらに高市総裁は公明・斉藤代表と会談。斉藤代表は連立政権の継続をめぐって、政治とカネの問題、歴史認識や靖国神社参拝の考え方、外国人との共生の問題など、懸念解消を重ねて求めた。これに対し高市総裁は自らの考えを説明し、歴史認識や靖国神社参拝の考え方・外国人との共生の問題についてはある程度認識を共有した。一方政治とカネの問題については、斉藤代表は「しっかり全容解明する姿勢が必要だ」などと指摘。両党は協議を継続する。こうした状況に国民民主党・玉木代表は「予断を持って申し上げることがこれまで以上に難しくなっている」などとコメント。立憲・野田代表は首相指名選挙について「公明党が自民党の人に名前を書かなかったら拮抗する」などとコメント。立憲は維新と幹事長らが会談。首相指名選挙をめぐり、安住幹事長が「野党で統一候補を作り一致した対応とりたい」と呼びかけた。またきょうは野党6党の国対委員長らも会談し、臨時国会を速やかに召集するよう政府・与党に求める方針を改めて確認した。このあと立憲・笠国対委員長が自民・梶山国対委員長に伝えた。