- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」「レイレイ」は中国への返還期限を来年2月20日に控えている。東京都は今月27日から30日間の検疫を行い、手続きが終わり次第来月末までに返還すると発表した。パンダが初めて上野動物園にやってきたのは53年前の1972年。日中国交正常化を記念して「カンカン」「ランラン」が中国から贈られ一大ブームを巻き起こした。その後東日本大震災があった2011年には「リーリー」「シンシン」が、そして2頭の間に誕生したのが今回の双子パンダ「シャオシャオ」「レイレイ」。国内では6月にも和歌山県のテーマパークにいた4頭が返還されていて、今回の2頭が返還されれば日本でパンダは見られなくなる。東京都は返還が来月に鳴ったことについて、中国側の受け入れ施設の調整が整ったためとしているが詳細については控えるとしている。また中国側に新たなパンダの貸与を求めているが、現時点では正式な回答は得られていないという。中国外務省は今後日本とパンダ保護の協力を行う計画があるか問われると、中国側の主管部門に問い合わせることを勧めるとした。一方木原官房長官は、パンダを通じた交流は日中両国の国民感情の改善に貢献しているとした上で、交流が継続されることを期待していると述べた。
今日発表された日銀短観で大企業製造業の景気判断を示す指数は3期連続で改善となった。日銀が今週後半に利上げの実施を最終判断する上で重視しているのが賃上げの動き。外食チェーンでは賃上げの動きが広がっており、焼き肉店などの運営会社では1600人近くの社員の給与を今年10月分からベースアップ含め平均で5.1%引き上げた。物語コーポレーションの横浜任上級執行役員は、賃金が低くてここでは頑張れないという環境だけは何としても避けなくてはいけないと語った。外食業界では居酒屋チェーンを展開するワタミも来年から毎年平均7%の賃上げを行う方針を明らかにしている。企業の人手不足は日銀短観にも表れている。従業員の数が過剰と答えた割合から不足と答えた割合を差し引いた指数は製造業・非製造業ともにマイナスで不足が多くなった。賃上げの原資となる企業の利益についてたずねたところ、今年度の最終利益の計画は大企業の製造業で前回調査から6ポイント上方修正された。日銀は企業の賃上げ姿勢について各支店ごとの評価を公表、大半の企業が来年度においても賃上げを行う必要があると考えていると分析している。日銀はこうした調査も踏まえ利上げの実施を最終判断することにしている。ただ中小企業にとって賃上げは簡単ではない。自動車関連の鋼材の販売・加工を行う会社では来年5月までの1年間の売り上げは前年同期比で約10%減の見通しとなっている。それでも来年春の賃上げに向け原資を確保しようと模索を続けている。鋼材の販売加工会社の木村雅昭社長は、厳しいときこそ賃上げをきちっとやって改善へのパワーに変えていきたいと語った。トランプ関税の影響や物価高の負担感が続く中、利上げによって景気は腰折れしないかきめ細かい目配りが必要になる。
企業・団体献金、議員定数削減の法案をめぐり与野党の攻防が激しくなっている。参院予算委で日本維新の会は定数削減法案について、連立存続の要件だと高市首相に迫った。衆院特別委では企業・団体献金法案で参考人質疑が行われた。維新は質疑終局と採決を求める動議を提出。野党側は議論が尽くされていないとして撤回を求めた。高市首相と維新・吉村代表はあす会談する。参院予算委で参政党は脱炭素化などの取り組みについて、より現実的なものに変えていく必要があると述べた。共産党は高市首相の台湾有事をめぐる国会答弁について指摘した。れいわ新選組は物価高への対応として消費税廃止などを求めた。
フジテレビの親会社の旧村上ファンド系の投資会社などがフジ側に対し株式を新たに買付け最大33.3%まで保有比率を引き上げる意向を明らかにした。
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全国の気象情報を伝えた。
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- 北見(北海道)
後発地震注意情報をきっかけに対象地域に限らず、地震の対策を進めた人もいるという。糸井羊司アナはここ数日、関東や能登でも地震があった。必要だと感じた時に備えを進めていきたいと話した。
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- 北海道・三陸沖後発地震注意情報
