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柔道男子100kg超級・斉藤立選手は身長191cm・体重165kgと圧倒的な質量だが、柔道はテクニカルな正統派。1988年ソウル五輪で、最終日まで金メダルが無かった日本柔道を救った父・斉藤仁さんの金メダル。「体の大きさに頼らず、技術を身に付けろ」と父は厳しく息子を指導した。しかし、中学1年の時に父が他界。斉藤立選手は「自分が今得意としている技は全て自分のお父さんに教えてもらった技なので、その技で世界で戦って勝つのが一番自分としても一つの恩返しになると思う。」とコメント。ソウル五輪では、仁さんは両膝にケガを抱えて満身創痍の状態だったという。父の思いを受け継ぎ五輪へ。日本の悲願は亡き父との約束だという。