- 出演者
- 堤礼実 上中勇樹 佐久間みなみ 馬渕磨理子
オープニング映像が流れた。
堤アナ挨拶した。
今夜からあす午前中にかけて九州北部と山口県では線状降水帯が発生するおそれがあり、厳重な警戒が必要。活発な梅雨前線の影響で九州では夜になって雨が強まり、佐賀・武雄市では大きな木が倒れ道路をふさいでいる。あす夕方までの予想される雨量は九州北部250ミリなどとなっていて線状降水帯が発生した場合は、さらに局地的に雨量が増えるおそれがあり厳重な警戒が必要。
円安の勢いがさらに加速している。円相場は一時1ドル160円台後半と37年半ぶりの円安水準となった。アメリカで利下げが遅れるとの見方が強まり日米の金利差拡大が一層意識されている。円相場をめぐっては4月末に160円台に突入したあと政府・日銀が市場介入に踏み切ったとみられ、再び160円台を付けたことで市場では介入への警戒感が強まっている。市場関係者からは「節目の160円突破で円安は止まりにくくなっている。ペース次第で介入の可能性は高まる」との見方が出ている。最後に円相場の現在の値を伝えた。
馬渕磨理子さんに話を聞く。「前回の為替介入の水準である160円を超える動きになっているので、金融当局も十分意識しているかと思う。前回の為替介入は短期間で4円もの円安が進んだタイミングで行われた。現在の為替はじりじりとした値動きなので今すぐの介入はしにくい状況」などと話した。また「背景にあるのはアメリカで、利下げを行うと日米の金利差が縮まり為替は円高に振れる。アメリカが利下げをちゅうちょしているのは他の国のケースを参考にしている節がある。物価高にブレーキをかけるために利上げをしてきたが、景気を冷やし雇用にも影響が大きいので長くは続けられない。カナダが利下げに踏み切ったが物価高が予想外に加速した。」などと話した。日銀が発表した3月末の家計の金融試算は昨年同時期と比べ約7%増えている、今は投資家が株式の配当を受け取る時期で再び投資に回されるが一部個人消費にも回るのでGDPにはプラスに寄与するなどと説明し「国民が国内に投資し、企業や個人に循環する仕組みづくりに力を入れていく必要があるというふうに思う」などと話した。
きょう両陛下はイギリス・ロンドンにある国立の子供博物館を訪れブロックで遊ぶ日本人学校の小学生と交流された。続いて現地校に通うイギリスの3年生たちの折り紙ワークショップにも足を運ばれた。またロイヤル・シェイクスピア・カンパニーによる「となりのトトロ」を子ども達と一緒に鑑賞し、皇后さまは花束を受け取られた。これに先立ち両陛下はバッキンガム宮殿で国王夫妻にお別れのあいさつをされた。両陛下は国王夫妻におもてなしへの感謝を伝え別れを惜しみ、国賓としての行事を終えられた。あすは両陛下ともに留学していたオックスフォード大学を訪問し帰国の途に就かれる。
小学館と丸紅は日本の漫画・アニメなど世界展開に向け合弁会社「MAG.NET」を設立したと発表。日本コンテンツの海外売り上げは2022年4.7兆円規模だったと推計されている。一方で海外で十分な販売網が確立されていないことが海賊版が出回る温床にもなっているとしていて、新会社ではグッズ開発や小売店舗での販売流通網の構築などを手がける。
調査会社「インテージ」が発表した「2024年 上半期売れたものランキング」。化粧品・医薬品・食品が多数を占める結果となった。その大きな要因となっているのが新型コロナの終息や物価高の影響。1位に選ばれた「パック」をはじめ、上位には「靴クリーム」や「リップクリーム」などがランクイン。新型コロナが5類に移行したことで外出時の身だしなみを整える商品の需要が高まっている。3位の「強心剤」、6位の「ビタミン剤」は外国人観光客に人気の商品。インバウンドの回復とともに売り上げを伸ばした。また、「米」「煮干し」が上位に入った理由に挙げられたのが物価高。米は猛暑の影響で流通量が減り価格が上昇。小麦や食パンの値上げも拍車をかけている。一方、上半期に販売が苦戦した商品では、「検査薬」「マスク」「殺菌消毒剤」などコロナで大きく売上を伸ばした衛生用品などが上位に入る結果となった。
岸田総理は東京都内のホテルで全国の衆議院1区から選出された議員の会合に参加した。岸田総理は「党に対する逆風が非常に強い」との認識を示し、議員からは「総選挙をあまり早く実施してほしくない」との声が上がったという。会合には世論調査の「次の総理」で高い人気の石破元幹事長も出席していた。さらに岸田総理は都内の日本料理店を訪れ森山総務会長と2人きりで約2時間会談した。
1994年6月27日、長野県松本市の住宅地にオウム真理教のメンバーが猛毒・サリンを撒き8人が死亡、600人以上が重軽傷を負った。道場の立ち退きをめぐる裁判の妨害を狙った犯行だった。犠牲者が出た寮の跡地の公園に地元の後援会が設けた献花台には朝から多くの人が花を手向けていた。事件は第1通報者の河野義行さんを容疑者扱いした警察の捜査やメディアの事件報道のあり方に思い教訓を残した。
徳島県・神山町にある全寮制の高等専門学校「神山まるごと高専」。「起業家精神を学べる」ということの他にもう1つ大きな特徴となるのが「学費の実質無償化」。神山まるごと高専の運営には多くの企業が関わっている。学生1人あたりの学費は年間約200万円。家庭の経済状況に左右されず学んでほしいという思いから、ソニーグループやソフトバンクなどの企業が出資・寄付を実施。その基金を運用会社に委託することで安定的な奨学金の給付を可能にした日本初の仕組み。この日行われていたのはスカラーシップパートナー企業の1つ・富士通と学生たちとのミーティング。企業が扱う事業をもとにビジネスモデルを考えて発表した。企業は奨学金のサポートをするだけではなくインターンやビジネス講座などを実施。学生たちに社会をそのまま体験してもらうことを目指す。さらに水曜日の放課後に行われているのは起業家やクリエイターなどが講師を務める「Wednesday Night」。講義後は一緒に食事をするなど交流を深め、起業家の思考や週間を学び起業することを「憧れ」ではなく身近に感じてほしいという。学生たち自ら社会との向き合いを通して世界に挑戦したことも。去年学生たちが立ち上げたロボット製作などを行う部活「Hanabi」。15歳~18歳の学生を対象としている国際ロボットコンテストのハワイでの地区大会に出場した。ハワイへの遠征費用・ロボット製作費のため学生自身でスポンサー企業を探し、集めたお金は18社・760万円。ロボットのクオリティーだけではなく大会期間外の活動も評価対象となるこの大会。部活設立から約10か月でプログラミング体験などのワークショップを神山町内で25回開催。地域への高検も評価され本戦出場は逃したものの、「Rookie Insriration Award」を受賞した。指導・支援ではなくチャレンジや意思を「応援」する存在でありたいという神山まるごと高専。社会も学べる新たな仕組みで学生たちの可能性を広げる。
日銀が発表した資金中間統計によると、今年3月末時点の個人が保有する現金・預金や株式などの家計の金融資産は2,199兆円となり過去最高を更新した。このうち株高の影響で株式は313兆円、投資信託は119兆円でいずれも過去最高となり全体を押し上げた。
ソフトバンクグループは医療機関から収集したデータをAIで分析し、個人に最適な治療方法を提案するサービスの提供を始めると発表した。アメリカの会社と共同で会社を設立し、がん治療に活用する。孫正義会長兼社長は「病による悲しみ、死による悲しみを減らしたい」とし、年内にも順次サービスを開始したい考えを示した。
- キーワード
- ソフトバンクグループ孫正義
セブン-イレブン・ジャパンとキリンビバレッジ、タピオカドリンクで有名なゴンチャジャパンの3社が全国のセブン-イレブンでゴンチャブランドのペットボトル商品を発売すると発表した。近年、紅茶などティー関連の売り上げが伸びているということで、若者に人気のあるゴンチャブランドの新商品でさらなる市場拡大を狙う。
陸上日本選手権第1日。パリへは参加標準記録突破+日本選手権優勝すること。女子1500m予選に登場したのは、田中希実選手。この組トップで明日の決勝進出となった。一際注目を集めた選手がもう1人、豊田兼選手。挑むのは400mハードルと110mハードル。2種目での代表へ挑戦。男子400mハードル予選では、今大会優勝で内定となる。まずは1位でフィニッシュした。
バレーボール男子はオリンピックの組み合わせが決定。決勝トーナメント進出には、各組上位2チームと3位のうち成績上位2チームに入ることが条件。日本はアメリカ・アルゼンチン・ドイツと同じC組。石川祐希選手は「ドイツとアルゼンチンこの2チームとの対戦は非常に重要」とコメント。アルゼンチン代表・A・ロセル選手は、ミラノで石川選手とチームメート(昨シーズン)。また、ネーションズリーグ予選ラウンドブロック32得点1をマークし1位。
柔道男子100kg超級・斉藤立選手は身長191cm・体重165kgと圧倒的な質量だが、柔道はテクニカルな正統派。1988年ソウル五輪で、最終日まで金メダルが無かった日本柔道を救った父・斉藤仁さんの金メダル。「体の大きさに頼らず、技術を身に付けろ」と父は厳しく息子を指導した。しかし、中学1年の時に父が他界。斉藤立選手は「自分が今得意としている技は全て自分のお父さんに教えてもらった技なので、その技で世界で戦って勝つのが一番自分としても一つの恩返しになると思う。」とコメント。ソウル五輪では、仁さんは両膝にケガを抱えて満身創痍の状態だったという。父の思いを受け継ぎ五輪へ。日本の悲願は亡き父との約束だという。
佐久間アナは「亡くなられてからここまでお母さんが何不自由なく育ててくれた、頭が上がらないと話していました。」などと話した。
- キーワード
- 斉藤立
ホワイトソックスVSドジャース。大谷翔平選手は第1打席に、2試合連続の先頭打者ホームランを放った。これで球団新記録となる10試合連続打点をマーク。ホワイトソックス0−4ドジャース。一方、A・ジャッジ選手が今日も今季30本目のHRを放った。
オリックスvsソフトバンク(京セラドーム)。オリックスの先発はケガから復帰した宮城大弥。久しぶりの登板でもボールの切れ、コントロールともに申し分なし。4回のピンチもおさえる。復活をとげたエースが今季4勝目。チームは連敗ストップ。オリックス3−1ソフトバンク。