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フィリピンの「残留日本人」は、戦前に移住した日本人の父親と現地の女性との間に生まれ、父親が戦争中に死亡したり戦後に強制送還されたりして現地に取り残されたが、父親が日本人だと証明する書類などがなく、今も約50人が日本国籍の取得を希望している。「残留日本人」を支援するNPO法人は79歳から82歳の男女4人について、東京と沖縄の家庭裁判所に日本国籍の取得を求める申し立てを行ったことを明らかにしました。団体が親族とのDNA鑑定を行ったり、父親や親族との交流の証拠を集めたりしたとしている。4人のうちの1人、竹井ホセさん(82)は、外務省の支援を受けて来日することになっていて、大阪で親族と会う予定だという。