広島平和記念公園から中継。原子爆弾はこのあたりの上空600mで爆発したという。そして半径2キロの地区が一瞬にして焼け野原となりその年の終わりまでに14万人もの命が奪われた。今もこの時間になって平和記念公園には花を手向け手を合わせる人の姿があった。原爆ドームにも多くの方がいて中でも目立つのが外国人である。今世界では先が見えない大規模な争いが続いており、気がつけば核兵器のリスクも高まってきている。そうした中で平和記念資料館では世界各国から集まる人たちが長い列を作っている。私たちが考えないといけないのはこれから当時の体験を証言できる方々が少なくなっていることである。80年前に起きたことをどう伝え続けていくのか、そして託した思い・託したメッセージをどう受け止めながら未来へ繋いでいけばいいのかそんなことに思いを馳せながら明日はトラウデン直美さんと現地取材を交えて広島から伝えていく。
住所: 広島県広島市中区中島町1-2