ニュースサタデー (ニュース)
ロシアのプーチン大統領による恒例の大規模会見は約4時間半つづき、ウクライナ侵攻について強気の発言が相次いだ。プーチン大統領は「私たちの軍が敵をクルスク州から排除した後、戦略的な主導権は完全にロシア軍の手に渡った」などと強調したうえで、ウクライナとの和平協議について去年6月に提示した和平の原則から譲歩しない考えを示した。和平の原則にはウクライナ軍が東部・南部4週から撤退することを要求していて、アメリカが仲介する和平協議で主導権を握る構え。さらに戦死者への責任について質問が及ぶと、ロシアは人命に関する責任を負っていない、この戦争を始めたのは我々ではないと持論を展開した。
