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国会議員へ演説したプーチン大統領。ロシア大統領府はプーチン大統領の決定として、来月9日に予定されている第2次世界大戦の戦勝80周年の記念日にあわせた「一時停戦」を一方的に宣言した。期間は来月8日~10日の3日間でウクライナ軍が停戦に違反した場合はロシア軍は適切に対応するともしている。これに対しウクライナのシビハ外相は「永続的・完全な停戦を支持する用意がある」と述べ「ロシアが本当に平和を望むなら攻撃を直ちに停止すべきだ」と指摘した。これに先立ちトランプ大統領はゼレンスキー大統領と電撃会談を広い空間で膝を突き合わせ約15分間行った。直接顔を合わせたのは激しい口論の末、喧嘩別れとなった会談以来の約2か月ぶりの再会である。顔を合わせるきっかけとなったのは、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀である。ホワイトハウス報道官も「トランプ大統領は恒久的な停戦を望んでいる」と強調した。先週もウクライナの首都キーウに大規模攻撃を行ったロシア。トランプ大統領は追加制裁などの圧力を強化する可能性も示唆している。アメリカのルビオ国務長官は和平交渉の仲介を続けるかを”今週中に判断”する考えを示している。