Nスタ (ニュース)
3日、アメリカ議会下院が可決した”一つの大きな美しい法案”。トランプ政権が一期目に導入した所得減税の恒久化の他、国境対策の強化・チップの免税など政権の主要な政策が軒並み盛り込まれている。ただ、超党派の議会予算局の試算では、法案が実行されれば財政赤字が今後10年間で3兆4000億ドル増加するとしている。この法案に異を唱えているのが実業家のイーロン・マスク氏。無駄削減を推奨してきたマスク氏は法案が政府の財政を悪化させると批判。すると両者の罵り合いにまで発展した。先月30日にはマスク氏が、法案が可決されれば新党を作ると表明。これにトランプ氏はマスク氏の国外追放を示唆。法案はトランプ氏が4日に署名して成立する予定で、マスク氏の次の一手が注目されている。