Nスタ 気になる!3コマニュース
元神奈川県警捜査一課長・鳴海達之氏の解説。首都圏で闇バイトによる強盗が相次いでおり、警備会社に問い合わせが急増している。警備会社セコムでは先月と比べ、ホームセキュリティーは約11倍、防犯ガラス・フィルムは約22倍の問い合わせが増えている。セコム担当者は「一軒家だけではなく、マンションに住んでいる方の問い合わせもあり不安になっているようだ」とコメント。マンションで最も警戒すべきなのは空き巣。令和5年度の認知件数は一戸建住宅は約8000件、マンション・アパート約3800件。マンションなどに設置されている小さい窓から進入されたケースもある。オートロック付きマンションでも、住人の後を追う「共連れ」を行い中に入る、植木、雨どいを伝い中に侵入するケースもある。マンションの棟と棟の狭い間をよじ登り部屋に侵入するケースもある。屋上からロープなどを使って上層階の部屋に侵入する「下がり蜘蛛」と呼ばれる手口もある。侵入されないためには窓などをしっかり施錠する。最近の空き巣はSNSをチェックしている。「旅行中です」、高価なモノなどの投稿はNG。写真を撮る時には解像度を下げる。家の鍵などが映り込んでいた場合、鍵の製造番号から合い鍵を作ることが可能となる。写真撮影時には位置情報サービスをオフにする。