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名作「スター・ウォーズ」や「インディ・ジョーンズ」などで知られるジョージ・ルーカス監督がカンヌ国際映画祭に登場。映画界への多大な貢献を称える「名誉パルムドール」を受賞した。盟友・フランシス・フォード・コッポラ監督がトロフィーを授与した。映画学科の学生だったジョージ・ルーカスはコッポラ監督のアシスタントに抜擢されて以降、友情を育んできたという。ルーカスは33歳の時に「スター・ウォーズ」を公開。当時1位だった「ジョーズ」を抜いて世界興行収入記録を塗り替えた。
今回のカンヌ国際映画祭で、日本作品では山中瑶子監督・河合優実さん主演の「ナミビアの砂漠」が国際映画批評家連盟賞に輝いた。この賞は世界各国の批評家によって選出される賞。河合さんは今を刹那的に生きる主人公を熱演した。
今年のカンヌ国際映画祭は政治的な言動を禁止。レッドカーペットに登場したケイト・ブランシェットは黒とピンクがかった白のドレス姿。ドレスの裏地は鮮やかな緑色。海外メディアは黒、白、緑にレッドカーペットの赤を合わせることで、イスラエルとの戦闘が続いているパレスチナの旗の色を示し、平和のメッセージを送ったのではと報じられている。ケイト・ブランシェットは2016年から国連の親善大使として難民を支援する活動をしている。映画祭期間中に行った国連の会見では「難民問題について発信する機会があるなら、対話していきたいと思う」と発言していた。山中瑶子監督が国際映画批評家連盟賞を受賞した「ナミビアの砂漠」は今年の夏公開とのこと。