国際報道 (ニュース)
ルーマニアで18日に行われたのがやり直しの大統領選挙の決選投票。1回目の投票で首位に立ったジョルジェ・シミオン氏とブカレスト市長で親ヨーロッパ路線継続を訴えるニクショール・ダン氏が争う構図となった。開票の結果、ダン氏が勝利。親ヨーロッパ路線継続を訴えたダン氏。地元メディアが勝利を伝えた後、支持者の前で演説を行い「誰に投票したかを問わず、皆でこれからのルーマニアを作っていこう」と話した。ロシアによる選挙介入の可能性やSNS活用手法の問題などがあり、去年11月の選挙が無効となり実施された今回のやり直し選挙。開票の結果、ダン氏の得票率は53.6%でシミオン氏は46.4%で7ポイントあまりの差をつけての勝利となった。シミオン氏は敗北を認める映像をSNSで公開。