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きょうの債券市場では、長期金利の上昇が急ピッチに進み、代表的な指標である10年ものの国債の利回りは約30年ぶりの高い水準となる、一時2.990%まで上昇した。日銀の早期の利上げ観測が強まっていることなどが背景となっている。米国の長期金利が上昇していることや、日本の財政状況への懸念もあって国債を売る動きが進んでいることから、長期金利が一段と上昇している。こうした中、G20(主要20か国)の財務相・中央銀行総裁会議に出席するため、片山財務大臣はアメリカを訪問していて、現地でベッセント財務長官と会談した。対面での会談は、外国為替市場での歴史的な円安に歯止めをかけるために実施した日米協調介入のあと初めて。また片山大臣とは別に日銀の植田総裁もベッセント長官と会談したとみられる。こうした会談についてアメリカ財務省のエリン・ブラウン国際担当次官は「次のステップとして財政の持続可能性や利上げに向けた道筋を、市場に対して明確に示すことが重要であると強調したなどと日本側に伝えた」と明らかにした。これについて片山大臣は「強い経済と財政の持続可能性を両立させていくことを強調し、理解してもらったと思っている」と述べた一方で、「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられている。そういった議論にはなっておらず、私から具体的にコメントすることはない」と述べた。
