テレメンタリー2024 テレメンタリー2024
アルメニアの北部で大規模な洪水が発生。4人が死亡し交通インフラにも深刻な影響が及んだ。そのためにアルメニアは万博のプロジェクトを一時的にストップしたいと言ってきたという。そのために建設するパビリオンは使用しない可能性も。そしてその後の展開に遠藤さんはアルメニアから正式に独自パビリオンを断念し災害の復興に力をいれるために数カ国で共同運営するタイプCへの変更が決まった。パートナーの建設会社にパビリオンはもう作れないことを伝えた。
2週間後に奈良県で万博参加国が集まる会議が開かれてアルメニアの担当者が出席した。そこに遠藤さんの姿も。遠藤さんなりの建築家としてのけじめとしてデザイン案をみせた。独自パビリオンの出展を予定していたおよそ60カ国は現在47カ国に。アルメニアを含む12カ国は独自建設を断念し三カ国は万博そのものから撤退した。こうして遠藤さんにとって初めての挑戦は幕を閉じた。