シューイチ NEWS
大阪・関西万博の会場周辺では今週水曜日の夜、夢洲駅周辺には大勢の帰宅困難者がいた。午後9時半ごろ、万博会場につながる唯一の鉄道路線大阪メトロ中央線が送電線の不具合により全線で運転見合わせになり、約3万人が長時間足止めされてしまった。28℃以上の熱帯夜の中、地面やベンチの上で横になる人もいた。熱中症や気分不良などで36人が救急搬送された。一方で帰れない状況を楽しもうとする人たちもいた。会場に設置されたライブカメラにはラジオ体操や組体操をする姿が映し出されていた。また、ポルトガル館ではスタッフがダンスを披露。チェコ館は屋上を開放した。SNSでは「オールナイト万博ちょっとうらやましい」といった声も相次いだ。午前5時25分、全線で運転が再開した。万博協会は「反省すべき点もあり改善していく」などとしている。