世界初 iPS細胞使った「心筋細胞シート」とは 新たな治療へ・・・承認申請/注目 心臓病の治療「iPS心筋シート」を承認申請 再生医療製品として世界初か

2025年4月11日放送 8:42 - 8:55 フジテレビ
サン!シャイン (ニュース)

世界初iPS細胞を使った心筋シートをスタジオで紹介。承認申請を行ったクオリプスから借り、報道発表の際には「患者に1日も早く新たな治療法としてシートを提供できるように」などとしていた。心筋シートはヒトのiPS細胞から作られたシート状の心臓細胞で厚さは0.1ミリ、直径2センチで心臓表面に貼り付け移植するが治験8例行われ術後経過は良好だった。これまで太ももの筋肉の細胞をつかった筋芽細胞シートを心臓に移植する技術はあったが一定程度の心能は改善するが重症患者には使えず、心筋シートは重症患者への有効な治療として期待されている。心臓の上に3枚貼り、約10~15分で心臓にくっつく。6時間後に心臓の新しい血管が生え心臓の筋肉血流が改善させるという。開発した大阪大学澤特任教授は心筋細胞シートの治療で心臓移植を回避できるかもしれないとしている。宮田氏は「iPS細胞の実用化の壁は分化、作っても残ってしまうこと。なんでも分化できてしまうので危険性を排除し安全性を確保できたのが今回のポイント」とした。承認について早期の実用化に対応した承認制度に申請、条件・期限を付けて承認をされると条件期限付の中で市販される。 宮田さんは視聴者の「実用化・費用」の質問について「多分1年以内に厚生労働省が認めるかどうかで実用化が始まる。3000万円くらいとかになるのでは」とした。今年4月時点で国内で実施承認されているiPS細胞使用の臨床研究や治験は18件、様々な病気への使用され視力回復やこれまで治療法がなかったパーキンソン病について製薬会社が国への承認申請を準備している段階だということ。


キーワード
大阪大学厚生労働省人工多能性幹細胞ドーパミン糖尿病澤芳樹山中伸弥筋芽細胞シート2025年日本国際博覧会クオリプス心筋細胞シートサン!シャイン 公式LINE

TVでた蔵 関連記事…

12日開会式に出席へ 両陛下 大阪・関西万博会場… (FNN Live News α 2025/4/12 0:00

注目 心臓病の治療「iPS心筋シート」を承認申請 (サン!シャイン 2025/4/11 8:14

開発者に聞く 治療方法は? iPS細胞「心筋細胞… (news23 2025/4/9 23:00

世界初か「iPS 細胞」治療法 心臓の機能回復「… (Nスタ 2025/4/9 15:49

世界初へ iPS心筋シート承認申請 (THE TIME, 2025/4/9 5:20

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.