首都圏ネットワーク (ニュース)
日光東照宮、日光二荒山神社、輪王寺。日光を訪れたら外せない観光名所がユネスコの世界遺産にも登録されていて、きょうで25年になる。東武鉄道が世界遺産への登録25周年を記念して日光エリアを乗り降りできる乗車券を3000セット限定できょうから販売を始めた。日光エリア訪れる観光客は登録後、増加し、今では年間およそ600万人に上っている。最近では海外から訪れる人も多く歴史的な建造物が周辺の自然と一体化して作り出す独特の景観に人気が高まっている。日光ではこの25年間、保存の取り組みも続けられている。日光東照宮や輪王寺では大規模な改修工事が行われた。日光市文化財課・北山建穂係長によると文化財の修理には難しさが伴うという。日光市ではことし、世界遺産に登録されている103棟の建造物を紹介する地図を新たに制作。こうした取り組みも伝えていきたいとしている。一方、観光面で見てみると観光客の多くは日帰りとなっていて宿泊客を増やしていくことも課題だという。