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千代田区にあるや台ずしではクロマグロが人気。クロマグロが今後安くなる可能性がある。天然のクロマグロは国や地域ごとに捕獲枠が決められているが今週火曜日まで開かれていた太平洋クロマグロ資源管理国際会議で日本は漁獲枠拡大を提案。協議の末、大型のマグロは50%、小型は10%漁獲枠を増やすことで合意。背景にあるのは資源量の回復。天然のクロマグロ・乱獲などで一時資源量減したが2015年からの漁獲量制限により、ここ数年回復傾向になった。船に取り付けた釣り糸と針でマグロを釣る「はえ縄漁」では約100キロのクロマグロがかかった。漁獲制限後、針を入れればかかるほどに量が増えたが、割り当てられた漁獲量を超えてしまうため放流していた。専門家は今後のクロマグロの価格・望ましい方向だと評価した上で「価格は安くなるだろう」と話しているが、国内需要の減少や中国への輸出の停止で市場が縮小傾向であるため手放しでは喜べないとしている。今回まとまった案は11月から開かれる会議で正式決定すれば、来年から適用の見通し。