中国で「格下げ消費」広がる マクドナルドで結婚式

2024年10月21日放送 5:17 - 5:22 テレビ朝日
グッド!モーニング (ニュース)

景気の減速傾向が続く中国では、中国発祥のファストフードやコーヒー店を中心に激しい価格競争が行われている。中国バーガーチェーン「ウォレス」は8種類セットが約600円。去年の売り上げは約1850億円(現在のレート)。ライバル店のケンタッキーフライドチキンも対抗する動きが。消費者の節約志向が強まっていることが要因だという。中国では今年7月から9月のGDP国内総生産の伸び率が4.6%で、目標の5%前後を2期連続で下回った。景気の先行きが不安定な中、格下げ消費はカフェ業界にも広がってる。スターバックスコーヒーでは、フラペチーノなどをアプリを使って2つ頼むと合計の半額で買えるキャンペーンを行っている。中国チェーンのラッキンコーヒーは、中国においては今やスターバックコーヒーを年間の売り上げで上回っている。ラテの価格はおよそ11元でスターバックスに比べて3分の1の安さ。値下げ合戦でも優位に立っている。結婚式をマクドナルドで行うなど、格下げ消費が広がっている。


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