九州・四国で最大震度6弱 家屋倒壊「どうにか脱出」

2024年8月9日放送 16:50 - 16:55 TBS
Nスタ 気になる!3コマニュース

きのう震度6弱の地震を観測した宮崎県日南市では、至るところで地震による被害が確認されている。市内の酒店では棚にあった酒瓶が倒れ、約2割が売り物にならなくなった。きのう午後4時43分頃、最大震度6弱の地震が九州、四国を襲った。震源は宮崎県日向灘、震源の深さは約30キロ、マグニチュード7.1。宮崎市内の店舗では天井から漏水。鹿児島県志布志市で、高さ50メートルののり面が地震の影響で崩れた。震度5強を観測した大崎町では、木造家屋が倒壊。この地震の影響で熊本、宮崎、鹿児島の3県で14人のケガ人が出ている。気象庁はきのう、初の「南海トラフ地震臨時情報」の「巨大地震注意」を発表。1週間以内にマグニチュード8クラスの巨大地震が発生する確率が高まったとして注意を呼び掛けている。あくまでも日常生活を送りつつ、巨大地震の備え、地震への意識を高めることとなる。気象庁「南海トラフ地震注意」発表に伴い、交通にも影響が出ている。東海道新幹線・三島駅−三河安城駅の間で、始発から速度を落として運転となっている。この影響で少なくと10分以上の遅れが見込まれる。JR東海によると速度を落としている場所は、南海トラフ巨大地震が発生した場合に、震度7が想定されるエリアを含む区間。この運転は1週間程度続く予定。都内の店では、防犯グッズを買い求める客が増加。街では後の旅行に関して不安を感じる声が聞かれた。観光地ではすでに影響が出ている場所もある。


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