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おととい、西武とソフトバンクの試合。西武の先発・今井達也は、6回までノーヒットの好投を見せたが、7回、フォアボールで出したランナーが内野ゴロの間に還り失点。それでも8回までヒットを許さず、9回は平良が三者凡退に抑え、今井は61年ぶりのノーヒットワンランを達成した。現在のプロ野球支配下登録選手は797人。そのなかで、ナンバーワン選手の極意に亀梨が迫る。西武の今井は、去年奪三振数でナンバーワン。去年の投球割合を見ると、ストレートが46%、スライダーが40%となっている。ひとつめの極意は、独特なリリース位置。低いリリースから高めに投げることで、バッターからは浮き上がるように見える。大谷翔平などさまざまな投手のフォームをコピーし、体の使い方を学んで現在のフォームにたどり着いたという。巨人の甲斐拓也は、今井について、腕の振り以上に球がくるから、タイミングが取りづらいなどとした。2つ目の極意は、ストレートとスライダーが途中まで同じ軌道で、さらに逆方向に曲がるため、バッターはより曲がっているように感じ、空振りしてしまう。今井は、三振を多く取りたい、チームが勝てるように貢献したいなどと話した。