ザ・ノンフィクション 人力車に魅せられて4 22歳 涙の上京物語
2024年5月、久しぶりの里帰りで迎えにきた母の車に乗り込む。連れてきた場所は学生の頃から相談に乗るたびに訪れた飲食店。研修を担当していた雲雀さんも「絶対いけるだろう」と思って送り出していてその雲雀さんから言われたのが「久々に悔しかった」と言われたなど明かす。そして母に全部話して腹が決まったようで4日後、西尾社長に卒検についてこれまで受け身で受けていたので自分からやりたいと話し、三社祭後のどこかでやると決まった。三社祭では車夫になると神輿を担げるという事で参加し、その直後に受けたのが良かったのか卒検では肩の力が抜けて自然に明るい良い感じで、さらに走りもよく84点で「車夫代表として引っぱって下さい」と社長も太鼓判。そして合格を会社の仲間や家族に報告した。そして入社から半年、車夫の半纏に届いた。人生の節目から3週間、父進さんが東京力車へとやってきてみゆさんの人力車に乗った。みゆさんには内緒の予約で最初は心配だったが安心したと話した。