テレビ寺子屋 (テレビ寺子屋)
タレントの勝俣州和が「人生を彩る旅」をテーマに講演を実施。勝俣は仕事柄日本全国を4周はしているほど各地へ旅していると前置きし、富士山が露天風呂から見られる宿を写真を用いて紹介した。勝俣は「誰と行くかで味わいが変わる」とし、自分ではない一緒に行く人物に計画を立ててもらうと自分だけでは体験できないことがあり素晴らしいなどと語った。勝俣は哀川翔らと旅すると早朝から起こされ、カブトムシを捕まえ野に返す体験で少年時代に戻れたような気がしたなどと明かした。
勝俣は「笑っちゃう思い出」とし、旅をしていると面白い瞬間に遭遇することがあり、家族で旅行した際には動物園に立ち寄ると幼稚園たちの遠足と出くわし、園児たちが餌やりの説明を受けている最中に渡された餌の野菜を食べ始めて面白かったなどと語った。勝俣は妻と二人旅した際にはカウンター席の寿司屋に入ると、孫と来ている高齢女性がいて、大将が嫌いなものを伺うと、孫はお化けとヘビといい、高齢女性は息子の嫁だと伝え、大将はしっかりとそれらは握らないと伝えていて面白かったなどと話した。勝俣は「ほっこりな思い出」とし、旅でとある高齢夫婦に出会い、お互いの評価を伺った際にはお互いに高評価でありながら不満も伝え、最後にはさらに相手を尊重し合って素敵であったなどと述べた。
勝俣は「おふくろとの旅行」とし、母が自分が子供時代の家族写真を見せ、今あらためてここに旅したいと告げ、一緒に旅した際には写真と同じ場所で母と写真撮影し、その瞬間自然と涙が流れ、両親への感謝を実感したなどと語った。勝俣は生まれ育った場所が故郷であるが、会いたい人や待っててくれている人がいる場所も第二の故郷であり、旅することで第二の故郷は増やしていけるなどと説いた。