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ドジャースの大谷翔平は日本時間の今週火曜日、663日ぶりに二刀流として出場した。日曜日のジャイアンツ戦は父の日ということもあり、大谷は父の日仕様の青いバットで打席に立ち3安打を放った。月曜日、MLB機構は日本人選手12人のイラストを描いたマンホールをそれぞれの選手ゆかりの地に設置すると発表。大谷が描かれたマンホールは出身地である岩手県奥州市に設置された。マンホールを撮影すると高校時代の目標達成シートを描くシーンからワールドシリーズ制覇までを描いたアニメが流れる。
ドジャースの大谷翔平は日本時間の今週火曜日、663日ぶりに二刀流として出場した。MLB公式は大谷が炎のボールを投げるアニメーションを配信。大谷派1失点するものの、28球を投げ最速161kmのストレートを投げていた。試合後、対戦相手だったパドレスのダルビッシュ有は「あれだけ球速が出ていたので、肘の状態は良いのかなと思う」と話していた。元メジャーリーガーの斎藤隆は「実際に打たれたという感覚があるものはほとんど感じなかった。そういう意味では合格点ではないか」と指摘。一方高橋由伸は「引っ掛けるボールが多かったので、厳し目に見て80点かな」と評価した。
斎藤隆は大谷が投げた28珠の中で一番良かったと評価したのはタティスJrに対し3ボール1ストライクから投げた球だとコメントし、更にストレートについて右バッターの外から食い込むように来ていると話し、進化していると分析した。タティスJrも試合後「球がすごく動く」と評していた。一方、高橋はマチャドがハーフスイングしたスイーパー系のボールが良かったとコメントした。投球の割合にも変化が出ており、シンカーの割合が増えていた。斎藤隆はボガーツをサードゴロに討ち取ったためについて「球数を減らすという意味で大きな一球」と話した。またフォームも肘の負担をできるだけ減らす工夫がされているとコメントした。大谷はこの日、打っても自身の負けを消す同点タイムリーや2打席連続タイムリーと2安打2打点を上げ、試合後のインスタには「I’m Back」と投稿した。