令和6年 広島平和記念式典

2024年8月6日放送 8:00 - 8:57 NHK総合
広島平和記念式典 令和6年 広島平和記念式典

令和6年広島平和記念式典の中継。今年は原爆投下から79年、G7広島サミットから1年経つが核なき世界への歩みは厳しさを増す。今年は5万人が参列。広島市の松井一実市長と遺族の代表が原爆死没者の名前を記した名簿を納めた。被爆者の平均年齢は85.5歳。この1年で亡くなった人などは5079人となり、これまでに名前が納められた人は34万4306人となった。原爆投下の8時15分に黙祷が捧げられる。原爆資料館への外国人入場者数は過去最多となっている。
堀江壮さんは海外から訪れた人たちに自らの体験を伝え続けている。堀江さんは姉といたところを被爆。15年前から英語を習い、話を聞きたいという外国人に語りかけてきた。
広島市の松井市長や岸田首相が慰霊碑に花輪を供えた。広島サミットでは広島ビジョンを発表したが、一方で政府はアメリカの核の傘への依存を強めている。
英会話講師のリーバイ・バーノンブライさんは当初は複雑な感情を抱いていたという。終戦後アメリカでは「原爆が戦争を終わらせた」との考えが浸透し、原爆神話として語り継がれきた。考えを変えるきっかけとなったのが、山岡美知子さんとの出会いだった。リーバイさんは学んだことをガイドとして外国人に伝えている。
平和の鐘が鳴らされ、黙祷が捧げられた。そして広島市の松井一実が平和宣言を行い、平和への誓いを石丸優斗さん・加藤晶さんが読み上げた。その後、岸田首相、湯崎広島県知事らが挨拶を行った。
会場では「ひろしま平和の歌」の合唱が行われた。


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