グッド!モーニング GOOD!いちおし
政宗が仕掛けた徳川将軍への粋なもてなし。伊達政宗が所持したお茶碗「秋葉天目」。きらびやかな装飾や鮮やかさといった派手さを抑えた風情は茶の湯におけるわびの精神にかなうものとして珍重された。1630年に徳川家の二代将軍・秀忠、三代将軍・家光が伊達家を訪れた際にも茶会の場にこの茶わんが飾られたという記録が残っている。たんなる美術品としての価値だけでなく、戦国から江戸へと移り変わる時代の中で伊達政宗が秀吉や徳川将軍家をもてなすために用いた権威の象徴としての側面ももっていた。
