伝統漁法”鵜飼い”のウラ側

2024年1月11日放送 16:22 - 16:29 日本テレビ
news every. 密着

伝統漁法「鵜飼い」の裏側に密着。岐阜市に住む鵜匠のもとに届いたのは、岐阜市の夏の風物詩・鵜飼いでアユを捕る海鵜という種類の鵜。1300年続く伝統漁法に欠かせない存在だ。鵜は茨城県のみで捕獲しており、毎年新しい鵜を使うという。茨城県・日立市で、鵜の捕獲に密着する。人1人がぎりぎり通れるほどの急な階段を降りると藁や木でできた小屋があった。この小屋は外から見ると目の前がすぐ断崖絶壁、高さ約15mほどの場所に建てられている。鵜は断崖絶壁を好むという。崖におとりの鵜をしかけ、仲間がいると思い休みに来た鵜を狙う。小屋から覗き、かぎ棒で鵜の足を引っ掛け捕らえるという。海鵜の捕獲には許可が必要で、かぎ棒という道具を使ってでしか捕獲ができない。捕獲者は市の観光物産協会の嘱託職員として働いている。
昔鵜の捕獲は日本各地で行われていたがどんどん数が限られ、今では日立市だけでしか行っていないという。さらに日立市でも3人いた捕獲者の1人が去年3月に引退し、捕獲技術の継承や伝統漁法の存続が危ぶまれた。後の世代につなぐため半年後に公募をかけ、1人の新人が入った。地元出身の篠木さんは脱サラして捕獲者となった。大高さんは「若い人が入ってつないでくれる。継承してもらいたいという気持ちがある」などと話した。岐阜の伝統「鵜飼い」の裏には過酷な捕獲を行う人の努力があった。


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