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日曜日、来月のアジアカップに向けて強化試合を行ったバスケットボール日本代表。取材したのは健二郎さん。前回のアジアカップ直前には当時21歳の河村勇輝と富永啓生が代表デビューを飾った。そしてそこから世界へ羽ばたいた。一昨日のオランダ戦、健二郎さんの前で活躍を見せたのは去年のパリ五輪に最年少で出場、現在はアメリカの大学でプレーする神奈川県生まれの21歳・ジェイコブズ晶。解説を務めたレジェンド・田臥勇太選手も唸ったプレーが飛び出す。前半はジェイコブスを中心にゴール下へ攻め込んだ日本。2ポイントシュートは13本中12本成功の高確率。すると後半は中村太地が3ポイントで牽引。代表デビュー戦でチーム最多の16得点。さらにジェイコブスはこの試合チーム2位の14得点。健二郎さんの言葉通り後半に入って日本の3ポイント成功率は約10%アップ。日本がオランダに快勝した(日本74-53オランダ)。試合後、健二郎さんはジェイコブス選手にインタビューすると「若い選手がいると頑張るプレーが増える。これからの日本のバスケを盛り上げるためにはどんどん経験するチャンスをもらって、アジアカップではみんな一緒に同じことを理解してやっていけるチームになれると思う」などと話した。すると7つ上の先輩・中村太地が通りかかり仲の良さを見せた。