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価格の高止まりが続くコメについて、きのうから備蓄米の入札が始まった。JA全農など大手業者が申し込みを行った。JA福井県では入札が行われていた。入札はオンラインで行われ、JA福井県では、県内産の備蓄米を優先に買い入れる方針。JA福井県担当者は「価格の水準ボーダーラインがわからない。(他県の業者が)福井県産コメを取りに行く場合については競合になるので、価格の競り合いになる」と語った。神奈川・横浜市のスーパーでは今もコメの価格が異常だという。コメ売り場ではにらみ合った結果、手に取らない客が続出。去年からコメの価格は上がり続け、備蓄米の放出が発表されてからも高騰は止まらず、最新のデータでは先月24日~3月2日は5キロ当たり3952円に。去年6月と比べて倍近い価格。今後のコメの値段について、米の生産や流通について詳しい専門家は「備蓄米がほぼ全量、安い価格で落札されたとなれば、3月末、4月頭には価格の下落が体感できる」などと語った。来月ごろには約1割安くなる可能性もあるとのこと。