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内村光良さんが監督・脚本をてがけた映画「夏空ダンス」。ダンサーを夢見る女子高校生の青春物語。内村さんは監督の他、主人公の父親役でも出演。さらに共演者は松重豊さんやムロツヨシさんなど。飯尾和樹さんも農家役で出演。撮影の10日前に飯尾さんから見学しに行っていいですかときたという。だったら出てよと急遽衣装さんに発注して台本を付け足したという。内村監督が映画に込めた地元愛。映画の舞台となったのは内村さんの故郷、熊本の人吉・球磨。3年目に熊本豪雨で地元の球磨が浸水。内村さんは「当時は災害で一生懸命だった。1年後ぐらいにまだ途上の街をきれいになる前に映像に残しておきたい。何か元気が出るんじゃないかと地元の女子高生を主人公にしてストーリーを描いていった」などと述べた。地元の復興を願い始めた映画作り。主人公を演じるのは島雄こなつさん。内村さんとは深い縁が。「世界の果てまでイッテQ！」で内村さんのダンスを担当してくれた女子高生だという。内村自ら映画の出演をオファーしたという。同級生など地元の人たちも全面協力。絆が垣間見えるのが人吉各所でのダンスシーン。坂井さんは「被災地への復興への思いだったり、人との縁を大切にした思いがたくさん詰まってて、監督の思いが詰まってれば詰まってるほど映画は面白いと思うので楽しみ」などと述べた。映画「夏空ダンス」はきょうから全国公開。