北方領土 記憶の継承 元島民の写真が伝えること

2026年2月16日放送 12:20 - 12:27 NHK総合
みみより!解説 (みみより!解説)

北方領土元島民3世の写真家。山田淳子さんが、元島民のポートレートを撮り続けている。この写真を通じて日本の領土の記憶をいかに継承していくのか考える。2026年1月1日で元島民は4830人。新型コロナ感染拡大、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受け、元島民は2020年以降、故郷の島を訪問できていない。山田さんの元島民の祖父は島のことについて子ども・孫には全く話さなかった。沈黙の理由は、ソビエト軍の占領の強制退去が非常につらい体験だったからではないか推測している。92歳の得能宏さんは島の返還を強く願い、島のロシア人と兄弟・息子と呼び合う関係を築き、今でも島のロシア人は得能家など日本人の墓地の管理を続けている。山田さんが写真集に載せた100人のうち、6年間で18人が亡くなった。国後島出身の故人・脇紀美夫さんから、絶対に諦めないという精神を受け継いだ。山田さんは元島民との出会いが新たな学びの場となって山田さん自身の人生を豊かにしたと話している。日本にも故郷に帰れない北方領土の元島民がいることは忘れてはならないし、そのことは領土と平和の大切さを考えることにつながる。


キーワード
得能宏古林貞夫鈴木咲子脇紀美夫奥泉一子岩崎忠明山田淳子小川三郎高橋絹江

© 2009-2026 WireAction, Inc. All Rights Reserved.