日曜討論 第2部
東アジア地域の安全保障にとって脅威となっているのが北朝鮮。おととい朝鮮労働党創立80年に合わせて軍事パレードが行われた。北朝鮮は新型ICBM「火星20型」を公開し、最強の核戦略兵器システムだとしている。軍事パレードには中国とロシアから李強首相やメドベージェフ前大統領といった要人も出席。3か国の関係の近さが印象付ける形となった。小谷氏は「今後の動きとしてはトランプ大統領が金正恩氏との会談に非常に強い関心を持っているということで、北朝鮮を核保有国として認めた上で協議を行う可能性があるため、それに我々は備えておかなければならないと思う」、中西氏は「日韓の安全保障面での協力は非常に重要性が高まっていると思う。アメリカとの関係が両国とも従来ほど安定感がない中で日韓が協力していく。それも歴史的な問題で上手くいかなかった時期もあるが、前向きな目標として地域を安定させる意味でも重要であると思うし、過去10年くらいの日本の政権が日韓関係を前に進めてきたということは非常に大きな成果だと思う」等と話した。